三日坊主というけれど,確かに3日で毎日更新断念した.というか3日目にして人生をゆるがす大事件が発生したのである.家に帰ったら野良猫がいたのだ.

ことの発端は母からの「猫拾った」という連絡からである.「まさか流石にあの母でもそこらに転がってる猫をひろって家においておくなんてことはしないだろう」と思っていた.確かに,そこらに捨てられている猫ではなかった.どこに居たかというと,車のエンジンルームの中だ.

そこそこの時間走った車のエンジンルームの中から生還したわけだ.黒いかぎしっぽを持ったそいつが.走っている途中でニャアニャア言っていたらしい.普通そんなに走ったら黒焦げ爆散待ったなしなのだが,奇跡的に生きていた.

5月生まれの子猫である.里親を探したら,2日で見つかった.けれど,なんとも言えない縁を感じて,飼ってしまおうかどうか,悩んでいる途中だ.

正直,生き物というのはなんとも不思議なことに,すべからく死んでしまうらしい.その野良猫は一体いつ死んでしまうんだろう.死んだときにどうするんだ?殺してしまうかもしれないし,行方不明になる可能性もある.生物を飼うというのは,その生物に対して拷問を加えるようなものだ.本来の生態系とは異なった生活が待っているわけだし.

悲観的飼育感というか,なんというか.我が家には御年14歳になろうという老犬がいる.犬との相性も考えなくてはいけない.2,3日で里親に出した時,きちんと可愛がって飼育してくれるだろうか心配である.かといって,自分も命に責任を持てない.自己矛盾.

あの猫の幸運さを考えると,飼って幸せを分けてほしいとも思うが.

とりあえず,今すぐどうするこうするを決めることはできない.なんというか,若気のいたりで飼ってもいいのかもしれない.